おもちゃのチャチャチャーレム~スぺレ的ガルランド~
0. ABSTRACT
高実数値×高火力広範囲メインウエポンによる圧倒的な破壊力を持ちながら、削れた相手を猫バレで広く縛ることのできる器用さをも合わせ持つメガチャーレムを構築の軸として採用。メガチャーレムが対面で押し勝てない相手に対する引き先を用意し、とんぼるの対面操作による有利対面の創出と猫バレでの縛りを重視して構築を作成した
1. INTRODUCTION
人類が気づいてないのやばさ
猫バレで縛れるポケモン
(サナはH振りまで)
猫膝で縛れるポケモン
(ラグは補正252-156まで確定)
猫カッターで縛れるポケモン
これらをまとめると(少なくとも上位30位では)
を無償で(高確率で)縛ることができる
この圧倒的な対面性能とともになどの受けコマに対しても高火力を押し付けることができ受けまわしを許さない。膝が一貫する盤面を作ってしまえば基本的には攻撃しているだけで相手のサイクルは崩れる
それではの苦手とするポケモンは何か
使用率上位で唯一まともに受けだしがきくと、猫バレで縛れず上を取られるポケモンに弱い
具体的にはなどである
これらのポケモンは一程度のダメージが入ってしまえば猫バレで容易に縛れるようになるので、こうしたポケモンに対する引き先となりとんぼるで下から対面操作し、削りを入れて猫バレで縛るか有利対面を作ってサイクル崩壊できるようにした
2.DESIGN PROCEDURE
物理受けとしての役割を担いつつ催眠耐性があり、挑発で受けポケモンや起点作成ポケモンに対してけん制できる汎用性抜群のHBゴツメと、タイプが優秀で幅広く特殊を受けることができるHDチョッキ
の二匹をチャーレムの相棒として採用し基本選出とした
初手猫→(ゴツメによる削り)→とんぼorボルチェン→ねこ→バレ
という安定行動で非常に多くのポケモンを縛ることができる。繰り返すがトンボルのターンで相手が引いてきたらチャ―レムでサイクル崩壊が狙える。この基本選出をできた試合はほぼ勝ちにつながった。
次にこれではや
に非常に弱いのでみがわり巧みノーマルz
を崩しとして採用した。耐久に厚めに振ったことで
の滝登りや
の八つ当たりなどを耐えることもでき低速高耐久中速中耐久高速中火力全般に対してオールマイティーな対面性能を有する
残りの二枠は序盤では環境トップのに後出しやバトンや運ゲ構築に渇を入れることができ大きな詰筋となりうるHB天然アッキ
と、
につられて初手に出てくるポケモンの多くに強く
との後攻対面操作との相性のいい
を裏メガとして採用していたが、環境が固まるにつれてみがわりバトン系統が減少し
の存在意義が落ちたので、
に対して強く、
初手に対して強めなポケモンに対して対面的に強いHCベースの眼鏡
と、相手の
や
、
を受けることができ、トリルによる切り返しもできるHB
を採用し受けと崩しを分散させより広く浅く対応できるようにした
メンバー詳細紹介
1. メガチャーレム
意地AS252 D4
猫 バレット 膝 カッター(思念と選択)
圧倒的なパワーとそれでいて器用さを兼ね備えてる最強エースポケモン。なぜこのポケモンがトップメタになっていないのか全く理解ができない。環境にまともに後出しできるポケモンが程度しか存在しない。多くのポケモンをねこ@1で縛りたかったのでいじAS。臆病
に対しては勝てないが、環境にあまり90族~100族のポケモンが多くなく、メジャーどころが85族以下だったので意地でよかったと思う。カッターは甘えで精神安定剤。思念にするとねこ思念でH振り
が縛れるのと
に対面で勝てる蓋然性が高まる。外しと急所率を考えるとカッターのほうが総合的に期待値は上であろうと正当化して対戦していた
一応期待値計算
しねんのずつき 80*0.9*1.2*1.0417=90 (怯み一回で倒せる前提)
サイコカッター 70*1.25=87.5
しねんの方が高いやないかーーーいwww
2. バルジーナ@ゴツメ 防塵
腕白H252 B212 S44
イカサマ 羽 とんぼ 挑発(どくどくと選択)
物理受けポケモンに対する引き先。当初はイカサマをみがわりが耐えられるポケモンやを討伐するためにブレバにしていた。しかしみがわりによるハメ系戦術は音技環境により死滅し、また
が増殖し
と一緒に
対面剣舞してくるのが不快だったのでイカサマに甘えた。Sに振ることで
や
に対してメタを張ることができると考えていたが、ほとんど場合
を後出しされサイクルが厳しくなっていた。挑発と毒は選択でいいと思うが、小さくなるで他人の時間を奪いながら運試ししてくる
や、ニチャニチャやどみがまもで陰キャしてくる
にお灸をすえることができる挑発を採用し、ストレスフリーな対戦環境の構築を目指した
3. ジバコイル@チョッキ アナライズ
冷静H236 C36 D236
ボルチェン 10万 ラスカ ミラコ(めざ地と選択)
環境に多めなフェアリーやに対する引き先。Sを落とすことで同族の
に対して下からボルチェンしてインドを着地させることつなぐことができる。C特化
のうたかた+わだつみを耐えることができるので安心して受けだすことができる。そのほかにも構築単位で重たい
などの炎技を耐えてミラコで思わぬ一撃をくらわすこともできたりもする。
で
を受ける際は無限に剣舞されて後続まで石化で縛られてしまうが、トリルしてから
に引くことで石化で縛られずに安全に倒すこともできるなど、遅くしたことでトリルによる詰め筋の一つになりえた
4. ポリゴンz@ノーマルz 適応力
控え目 H132 B76 C116 D4 S180
さわぐ めざ地 悪だくみ みがわり(シャドボと選択)
などへの崩しとして採用。非常に汎用性が高く
などの中火力中耐久ポケモンの多くの初手から出し勝ちしてアドを取ることができた。環境に多い
や雨晴れに対してターンをからしつつ残数を取ることができる。めざ地にしたのは
メタで、機能する場面がとても多かった。
自体がゴーストに弱めなのでシャドボも欲しい場面が多かったがトリルを枯らしたり安定択になるなど使い勝手のいい身代わりを終盤まで外すことはできなかった
5. アシレーヌ@眼鏡 激流
控え目 H220 B36 C196 D4 S 52
うたかた ムンフォ ハイドロカノン 滅びの歌(なんでもいい)
を初手に出せないときに出すと、誘われて初手に来るポケモンに滅茶苦茶刺さる。具体的には
など。対面性能が高く多くの構築に安全に繰り出すことができた。zが最安定化とも思ったが、眼鏡にすることで同族の
などに対しても対面で勝ちやすくなったり、トリル下での制圧力が増す。また相手の
に対してムンフォが中乱数になるので、立ち回りを窮屈にさせることができる。ハイドロカノンは最後の1on1やどうしても残数を取りたいときにうって最後
の猫バレを打つ勝ち筋を残すなど様々ごまかすことができた。滅びの歌もバトン系統や
に対する詰めとして刺さることもあった
6. クレセリア@ピンチベリー 浮遊
図太い HB252 D4
サイキネ どくどく トリル 月光
や物理受けに対する受けを分散し切り返しが狙える枠。火力が低く無限に起点になってしまうが、
と異なりステロで
に縛られることなく受け出しができる。電磁波を採用すれば
を
のねこばれで縛れるようにもなるが、電磁波に頼るには強者の翼ではないので後続を意識して外しのないトリルを採用した。どくどく月光で中盤に増殖したキュワワーやクレセを咎めることもできた
3.RESULT
を非常に多くの試合に選出し膝を外さなければ多くの試合で安定して勝つことができた。シングルでいう
の形を意識した
で選出できた場合は深読みすることなく安定して勝つことができた。中盤からの
の増殖が若干逆風にはなったがその分選出が読みやすく多くの場合
が通った
1901での一位チャレで零度をぶちかまされてから勝ち確放置された時の悔しみは一生忘れない。勝利の女神は最後に私を嘲笑した
4.CONCLUSION
シーズンの序盤に通話しながら深夜テンションでこのインドポケモンを採用することにしてみたが、おもちゃとは言わせない圧倒的な強さに気づきながらも、だけを直線的に通す一人ヨガりな構築ではなく、落ち着いてエース+クッションという安定感のある軸に早期に落ち着けたのは非常にラッキーだった。膝の爽快感と猫バックとんぼる猫バレの安定した縛りのいやらしさが癖になって滅茶苦茶熱中することができた。
がこのルール最強だと心から信じ、その強さに気付いている人間も少ないと思っていた。
の記事ばかりが世の中に台頭していたが、この虫は環境の中心で跋扈できる器じゃないとうすら笑いしながら、このインドポケモンの真の強さを世の中に知らしめたいと渇望しレートに潜り続けた。1位チャレが2回あったのに二度とも落としてしまって溶けてしまい悔しい結果に終わってしまったが、スペレとはいえ自分好みのルールで1位を目指す緊張感を7世代最後に味わうことができたので総合的には満足している
(それとこのような記事タイトルしか思いつけなかったことは大変遺憾である)
5.SPECIAL THANKS
深夜空リプしながら構築相談に乗ってくれたり今週毎日レ通につきあってくれたすゆかいりゅうとぴるくるエアプの民あるふみかさ
そんなレ通を隣で僕の実名を言わないように気を使いながらスルーしてくれたお母様
対戦してくださった皆様
ありがとうございました!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。このメガインド野郎を環境にはびこらせていきたいので拡散のほどよろしくお願いします!!