机上論人間

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五月雨を集めて早しラグラージ

【天才】研究室には深夜に行け! 終電で行くべき8つの理由



研究室に行って何かしら進捗を生もうとしているとき、最近は深夜に赴くようにしている。これは意図的なものであって、生活リズムが崩れて昼夜逆転しているからというわけでは断じてない

 

そうした生活を続けてみてわかったことがある

 

研究室は深夜に行き得である

 

自分なりに圧倒的な作業効率を握れた理由を考えてみたのでシェアしたいと思う

 

さて、本題に入ろう

 

 1.SNS対策

 まず進捗を妨げる最も大きな要素の一つとしてSNSがあげられる。日中や夜に作業しているとどうしてもLINEの通知であったりTwitterInstagramのタイムラインが気になってしまう。しかし深夜のSNSは基本的に過疎っているのでSNSを監視するのに時間がかからないしそもそも監視する意欲自体が出ない。終電に乗っている間にその日の投稿やツイートを十分にチェックしてしまえば、すっきりした気分で作業に取り組むことができる

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2、通勤ラッシュ回避

 通勤ラッシュは巻き込まれるだけで朝から大きくエネルギーを使うことになるし、不意の事故でミーティングに遅刻するリスクだってある。しかし大学が上り方面にあるならほぼ確実に席に座ることができるし遅刻するリスクも一切ない。もちろん深夜から作業することになれば帰りは大体昼頃になるので帰りの電車でも座って帰ることが可能だ

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3.想定外の誘惑を回避

 夜ごろにかけて研究室で作業していると、外的な誘惑が襲い掛かってくる。友達に飯に誘われてそのまま飲み…サークルで集まって飲み…など想定外の事態によって予定通り作業が進まなくなってしまうこともある。深夜から作業していれば昼頃には疲労がたまって家に帰ってしまえばいいのでこうした誘惑を回避することもできる。仮にどうしてもそうした誘いを受け入れたくなっても深夜から研究しているので進捗十分であり罪悪感が生まれない

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4.始発終電の違い

  別に終電でいくなんてそこまで極端のことをしなくても始発でくればいいじゃん、という指摘もあるかもしれないが、始発と終電は似ているように見えて全く性質が異なる。始発で行くことを前提にする場合、始発でいかなければならない強制力はそこに存在しないので二度寝することができてしまう。二度寝までいかなくても家で落ち着いて朝食をとりソファに座りスマホを眺め、気づいたら時間を浪費してしまう。一方で終電はその性質上それ以降の電車が存在しないので、家を出ることに対する強制力を持っている。どんなに遅くてもその終電にならなければもう研究室に行くことはできなくなってしまうので時間を浪費しにくい。

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5.研究室を独占

 当たり前ではあるが研究室には基本的に誘惑するものが何もなく、一人で作業に集中できる。めんどくさくなって帰りたくなってしまっても最低でも始発までは時間をつぶさなければならず強制的に自分を追い込める。また周りの目を気にする必要がないのでリラックスした砕けた姿勢をとることもできるし、自分の好きな音楽をイヤフォンを使わずに垂れ流すこともできる。遠慮することなくフルパワーでおならをしたって誰からも責められることはない

 

 教授と接触するリスクが一切ないという点も大きい。自分の作業中に教授が来てしまうと自分の作業が分断されどうしても数分間の間教授の話に付き合う必要が出てくる。また一緒の空間にいると気まずい先輩にもはちあわなくてもいいのは非常に大きい

 

他にも実験系や研究室のパソコン、ホワイトボードなどを独占することができるので、順番待ちをする必要がなく自分の使いたいタイミングで自由に使える

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6.精神的アドバンテージ

 深夜に進捗を生むことによって、自分だけが世界で一人で頑張ってる感を出すことができる。自分は深夜に研究をやらされている…なんてひどいブラック研究室に入ってしまったんだ、自分はなんて哀れなんだ…と勝手に被害者意識をもって悲劇のヒロインを演じることだって可能だ。とにかく他人とは違う特別感を享受しながらタスクに励むことができ圧倒的な精神的アドバンテージを獲得する

 

 いわゆる「深夜テンション」は起床状態が長期に継続したことで発生するランナーズハイの様な相対的なものというよりは、単純に深夜という絶対的な時間依存性によるものだということを最近発見した。深夜から始めれば研究した最初の状態からゾーンに入れるのだ

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7.周りからの評価の向上

 深夜に来ることによって誰よりも早く研究室に来ている自分を周りにアピールすることができる。ただ自分の生活リズムが崩壊し昼夜逆転しているだけなのに、朝早くからまじめに研究室にくるまじめな学生感を醸し出すことができ大変お得である

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 ここまで読んでいただいた皆様は深夜から研究室に行きたくなりすぎてうずうずしているころだろう。それもそのはずだ、「百利あって一害なし」なのだからそれは当然のことだ。「早起きは三文の得」とはいうが、もっと早起きすれば三文以上の得になるのは言うまでもないことである。

 

 さて、いまあなたはこの天才的なアイデアをみんなにシェアしたい…でも拡散してしまったら研究室のあいつも来てしまうかもしれないしあの嫌な先輩も来てしまうかもしれない…そんなアンビバレントな感情に支配されて葛藤しているころだと思う。それでもこの記事を読んだことで深夜から研究を始める人間が増え、前よりも熱心に研究に勤しみ成果を出せる人間が増えたら、日本の科学力の底上げにつながることだってありうる。私が今回このような記事を推敲した真の狙いはそこにあるのだ。なのでぜひ拡散してほしい。あなたの拡散一つがサイエンスで武装したさらに強い日本を築き上げるための確実な一歩になるのだから

 

 

連絡先(@have_poke)

 

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