【剣盾シングルS1】兎の登り坂 【最終191位】
シーズン1本当にお疲れさまでした。増田さんのおかげで非常に密な年末年始になりましたね!来年の大晦日はゆったりと過ごしたいものです。
自分自身の成績としてはともかく、後学のためによかったことよくなかったことを自分用のメモもかねて述べていきたいと思います
1.構築の変遷
1.1 序盤
超初期に流行した「ドラミミロトムギャラナット」的なスタンパに対して初手出しが安定する駒を検討した結果、襷エースバーンに到達
純粋な対面性能は高く、見せあい画面での選出択を解消するポケモンとしては最強クラスだと感じた
1.2 中盤
キッスやリザードンなどのダイジェットの流行に対するメタとして「トリルミミッキュ+ハチマキドサイドン」の並びを使用。トリルが無警戒、ギャラドスの個体数減少、などの追い風もあり、環境に刺さっていた
1.3 終盤
アーマーガアやカバギャラが増加し、ドサイドンを通すのが難しくなる。砂かきドリュウズが再び増加し、弱保を持つようになってドサイドンを解雇
アーマーガアの増加に伴いナットレイの個体数がさらに減少したと感じギャラドスを投入、おおむね最終日の構築にまとまる
2.使用構築
2.1 襷意地猛火エースバーン
性格:意地っ張り
特性:猛火
技構成:火炎ボール、飛び膝蹴り、不意打ち、カウンター
努力値:0-244-12-0-0-252
持ち物:きあいのたすき
最強のポケモンを発見したと発売三日後から興奮していたが、中盤から認知度が上がり飛び膝蹴りを安易に打てなくなった。初手に出しやすいが出してから慎重に技を選択しないといけない。Bに少し振ることでミミッキュの意地珠シャドクロ+影うちを非常にいい乱数で耐えることができる
2.2 最速竜舞命の珠ギャラドス
性格:陽気
特性:自信過剰
技構成:たきのぼり、とびはねる、パワーウィップ、りゅうのまい
努力値:4-252-0-0-0-252
持ち物:いのちのたま
火力と素早さを任意にスイッチできる破壊の神。相手のsを落としてから体力を残したまま全抜きしていくのは非常に強力で、+1雨珠ダイストリームでブラッキーやカビゴンが飛ぶなど受けを許しづらかったが、選出画面にロトムやロンゲがいるだけで少し出しづらさを感じるのがきつかった
努力値と性格に関してはさまざま試したが、アーマーガアが増加し、ダイジェットをうてる回数がそれほど多くないことと、ギャラが終盤に再評価されたことを考えると陽気最速一択であると思われる。
2.3 電磁波ミミッキュ
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
技構成:じゃれつく、かげうち、つるぎのまい、電磁波
努力値:4-252-0-0-0-252
持ち物:ラムの実
アーマーガアの増加により純粋なアタッカーとしてのミミッキュの性能に疑問を持ち、電磁波を採用した。局所的に強かったが、ドリュウズに電磁波が入らなかったり、ラム持ちが思ったより多くギャラドスやトゲキッスに無限に負けたので、切り返しとしての性能を高めるならトリックルームがベストだと感じた
2.4 ロゼルサザンドラ
性格:臆病
特性:浮遊
技構成:わるだくみ、悪の波動、流星群、ラスターカノン
努力値:4-0-0-252-0-252
持ち物:ロゼルの実
低速サイクルに同伴されているフェアリーに対するサイクル回数を減らし構築の自由度を上げるフェアリー技半減木の実持ち。ミミッキュに対する対面性能も向上しeasywinを量産した。流星を採用したことで、無理やり後出ししてくるドラゴンに対するけん制や受けに同伴されやすいバンギラスに対する打ち合いに強くなる
2.5 スカーフ岩石ヒヒダルマ
性格:陽気
特性:五里霧中
技構成:つらら落とし、フレアドライブ、とんぼかえり、岩石封じ
努力値:4-252-0-0-0-252
持ち物:こだわりスカーフ
4枠目に命中安定の岩石封じを採用。起点回避しながら裏のギャラドスのダイジェットを補佐する。机上での考察と見せあい画面では最強ポケモンだが、ドラゴンとの対面で安易につららを打つとパルの起点になったりラプラスにひかれたりなど、構築を練らないと窮屈になりやすいポケモンであると感じた。耐久に振ったドラパルトが非常に多く、ダイマックスしてくると落とせないので、耐久に振ってスカーフドラゴンに対する耐性を高めたほうが強力だと思われる
2.6 起点作成カバルドン
性格:腕白
特性:すなおこし
努力値:252-0-68-0-188-0
持ち物:オボンのみ
最終盤のドリュウズがさらに増加しギャラと相性のいい枠として採用。結果として「カバギャラ」の並びに。努力値はd方面に多めに回しているが、b特化することで明確に耐えたい相手がなかなか見当たらなかったことと、ニンフィアのハイボや眼鏡ドラパのシャドボなど、各定数の変わる相手がそこそこいた。
3.総合的な反省点
エースバーンやヒヒダルマなど、広範囲に打てるように見えて実は試合中は窮屈な動きになりがちなポケモンが多かったこと,最終盤に結局ギャラドスのスペックに頼り切るだけの構築になってしまったことが反省点である。
来期は、汎用性の高い高種族値のポケモンで固め、その組み合わせの中に自然なシナジーを盛り込むことができるような構築を目指したい
細かい調整意図がもし気になる方がいましたら(@have_poke)