ラムルギア単体考察-Point God-
ルギア単体考察
1.1 調整例
持ち物:ラムのみ
技:電磁波自己再生エアロブラスト大地の力
性格:臆病
努力値:172-0-4-188-4-140
S:最速95族抜き→ランドダルマ意識
C:サンダーの珠ジェットを確定耐えするカバラグが、オボン込みでブラストジェットジェット超高乱落ち
耐久無振りウーラオスがブラスト確定落ち
H:マルスケ込みで
ザシアンの特化ワイボ〜49%
イベルの特化珠悪波〜52%
黒バドの臆病アスビ-49%
1.2 再生痺れループ
ルギアは素の高耐久とマルスケが組み合わさることで多くの攻撃を半減以下で受けることができる。そのため初手に電磁波を入れて素早さを逆転してしまえば上から再生することでマルチスケイルを復活させ攻撃を受けつづけることができる。こうして相手が痺れるまで自己再生を連打することが安定行動となり、痺れて動けずマルチスケイルが復活し自分は無傷の状態で攻撃に転じることができる。一方的に有利抽選をうけることができるためザシアンをはじめとした多くの有限ポケモン相手に非常に高い対面性能を持ちながら麻痺により後続をサポートすることもできる
モデルケース)ザシアンvsルギア
初手
ザシアン:上から巨獣(ワイボ)
※特化+1ワイボはH124振りで~49.7%
ルギア:電磁波
2ターン目
ルギア:自己再生 HP全回復
ザシアン:巨獣斬
3ターン目
ルギア:自己再生 HP全回復
ザシアン:巨獣斬
…
nターン目(n≧2)
ルギア:自己再生 HP全回復
ザシアン:痺れて動けない
n+1ターン目
ルギア:大地の力 HP満タン
ザシアン:巨獣斬
n+2ターン目
ルギア:自己再生 HP満タン
ザシアン:巨獣斬or痺れて動けない
…
⇒「自分はHPMAXなのに相手が麻痺が入っている状況」が生まれ一方的にアドバンテージを得ることができる
【電磁波痺れループが可能な相手】
ザシアン/ムゲンダイナ/カイオーガ/黒バド/イベル/ネクロ/ホウオウ/ディアルガ/ルギア/レシラム
バドやイベルの霊悪技は抜群だが高い特殊耐久+マルチスケイルによってだいたい半減以下に抑える
201珠悪の波動 H252振りで〜50.2%
227アスビ H156振りで〜49.7%
1.3 一致ダイジェッター
タイプ一致ダイジェットが使えるので臨機応変にダイマアタッカーとして運用しゲーム序盤に数的有利をとってダイジェットで上げたSで再生連打でTod したり、捨て際に上から電磁波で後続をサポートする可能であり、柔軟な対応力がある
【対面初手ダイマする相手】
サイクルでの対処が難しい対面駒に対して一方的に数的有利を取ることができる
1.4 あくびステロに対する解答
あくびステロ要員で特にカバルドンは特性砂起こしを持っているためマルチスケイルに対して強力な崩しになる。こうしたあくび+ステロは並びや立ち回りで対処するのが難しいためルギアにラムを持たせることでカバラグを誘殺し数的有利を取れるようにする
ラムのみの副産物としてどくどくダイナに一回突っ張って電磁波を入れてから毒半減に引く、あくびどくどくヌオーを処理できる、カイオーガの雷などに耐性を持つことができる
1.5 対面別考え方
【対伝説】
ザシアン
H124で特化ワイボ耐え
C196でH振りザシアンに対し
ダイアース確定2/だいちのちから確定3
剣舞ザシアンを対面処理するために大地の力を採用
《ドランヒトムジバコ/ヌオーヌケニンナマコブシ》など巨獣に対して低リスクで引ける駒を基本選出に取り入れられると電磁波を撃ち逃げし剣舞に対して引いてアドを取ることができる
ムゲンダイナ
眼鏡ダイナ砲も+1メテビも容易に耐えて痺れループに入る。ラムのみでどくどくにも初手対応可能。
崩し性能の高い鋼《ザシアン/ドリュ/ドラン》などを採用するとダイナは完全対応
アース込みで珠オーガを詰ませることは可能
露骨なオーガ受けを採用しなくていいのがルギアの偉さ
黒バド
H156振りで217アスビを半減以下
イベル
172-4だとイベルの控えめ珠悪波44-52%
珠オーラ悪波でさえも半減以下に抑え痺れ再生ループに入る。
ネクロ
竜舞剣舞弱保だと取り返しがつかなくなるので《ヌオーガエンメタモン悪ラオス丸くなるポリカバカグヤナット》などネクロへの切り返しが必要
ホウオウルギア
再生のタイミングで裏に引いて崩す駒がいる
【一般枠】
一撃ラオス
252-4で200強打は再生痺れループ
C108振りブラストでラオス確定で鉢巻も対面処理可能
基本相手は引いてこないのでジェットで数的有利取りに行くのが強い
カバラグ
サンダーの臆病珠ジェット耐えカバに対して
C188だとブラスト+ジェットジェットでオボン込み落ち。
ダルマ
電磁波の命中/つららの怯み/つららの乱数を全て含めると勝率が安定しないので、ダルマ抜きまでSを伸ばしてダルマには初手ジェットから入る
1.6 取り巻きの指針
①サンダー
自分からの突破手段はなくかつ相手にボルチェンで自由に展開を取られるため自分視点だと非常に厳しい相手になる。しかし実は相手視点は瞑想や弱点保険もあるので完全有利とは言えず、自分視点ほど相手はサンダーを選出してこない
珠の場合は下から再生/アッキの場合はボルチェンがない/そもそもボルチェン採用率が25%まで落ちているなど、そこまで憂慮しなくてもいい
⇒地面枠の採用
②崩し性能の低さ
対面性能は高いが火力は低いためラキハピポリバンギで止まってしまう
⇒崩し性能の高いポケモンを採用
最終36位を達成した構築
https://maydaypoke.hatenadiary.com/entry/2022/05/01/193351