机上論人間

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五月雨を集めて早しラグラージ

麻雀ガチ初心者のポケ勢わいが初めてやった感想www

麻雀童貞を卒業しました

 

いつかやりたいとずっと思っていた麻雀にとうとう手を出すことになりました。ポケモンと似たようなゲームだよと言われていたのでとても軽い気持ちでルールを勉強し始めたのだが…

 

思ったより難しくてワロタね。それでもポケ勢に読んでもらいたくて記事書きました

 

やったことない人も多いと思うので簡単にルール説明(簡単にしか説明できない)

 

ざっくりいうとトランプの【ポーカー】みたいなゲームだなと思った

 

手持ちには13枚の牌(つまりトランプでいうところのカード)があり、自分のターンに牌を一つ加えもっとも不要な牌を捨てる。勝つ(=上がる)ためには手持ちの牌の組み合わせによって特定の条件を満たす(いわゆる「役」を作る)必要があり、その役の実現難度に応じて上がった時にもらえる点数が変わる。

 

麻雀の難しいところは非常に豊富な「役」が存在し、状況に応じて多種多様の勝ち筋を取ることができる。ゆえに、どのような役があるのか単純に覚えるだけでなく、ゲーム中に自由自在に応用できるようにならなければならない。たとえば役の一種として「タンヤオ(断一九)」というものがあるが、これは手持ちの中に「1」と「9」以外の数字で手牌が構成されると役になる。手持ちの中に1と9が少ないときは例えばこのタンヤオを目指す

 

具体的な勝利条件は、あと一枚で役が完成する状態で、自分のターンに自分が欲しい牌を自ら引く(ツモという。色違いをツモッた!などの表現はここからくる)か、自分が欲しい牌を他人が捨ててくれるかである。逆に相手に先にツモられるか、自分が捨てたカードによって相手に上がられてしまうと負けとなってしまう。結局運ゲーではあることに違いはないのだが、勝つためには論理的で数学的な確率計算に基づいた繊細な立ち回りをする必要がある。終盤でどのような思考が必要かというと

 

 

1.自分が上がるための牌が来る確率を最も高くするにはどの牌を捨てればいいか

 

 3だけで上がれる状態よりも3と6のどちらかがくれば上がれる状態ならば後者の方がよい。また、他人に捨てられた牌の合計だったり、他人が捨てた牌の傾向から手持ちの牌に自分ほしい牌が紛れているか推測する

 

2.どの牌を捨ててしまうと他人に上がられてしまうか

 

 例えばあるプレイやーが1や9を多く捨てていたら、前述の「タンヤオ」を狙っている線があるので、終盤で1や9を捨てても他人に上がられて即座に負けが決定する蓋然性は低い(1や9は「安パイ」となる)。相手の捨て山をみながら相手がどのような役で上がろうとしているのか推測し、リスクが低い牌を選択して捨てていく必要がある。

 

このように常にリスクヘッジをしながら柔軟な立ち回りを意識していかなければならない。まずは相手の構築全体から相手の型を予想し、相手の選出の順序や繰り出してくる技などに応じて順序の自分と相手の勝ち筋を推測していく、という点で非常にポケモン似ている。(運の要素も強いという点もw)

 

 

ポケモンもそうであるように麻雀も最初は覚えゲーだと思った。自分の牌で上がる確率を毎試合計算していたが、ある程度回数を重ねるとどのような組み合わせのほうが適切か瞬時に比較できるようになってくるし、相手がどのような勝ち筋を狙ってきているのかも次第に少しずつ分かってくる。いまはその成長過程で一番楽しい時期である。

 

 

経験者の人に教えてもらいながら対戦していたのだが、さまざま気を付けなければならない作法wがあったことに関しては多少窮屈に感じた。例えば引いた牌を麻雀卓の外側に出してはいけないらしい。別にいいだろと思うのだが、手元でイカサマする可能性があるからというのが理由らしい。他にも事実とは異なることで相手を惑わす「口プ」をしてはいけない。そんなことは全く知らないかったので「口プ」をしていたら、「麻雀はそういうゲームじゃないから」と怒られてしまった。心理戦であることに変わりはないが、あくまで自分の牌と他人の捨てた牌からの推測による駆け引きを大切にしているようである。口プをするプレイヤーを「三味線」というらしい、ポケモン界には多くの三味線が存在する。このほかにもさまざま細かい作法なるものを逐一指摘し説教垂れてきたのだが、対戦よろしくお願いしますの一言すらも言えないようだったので、一ポケモントレーナーとして負けじと対戦よろしくお願いしますは?と催促しておいた。彼はしぶしぶ「はいはいたいよろ」と受け答えした。

 

 

 

何はともかく、麻雀ってゲーム性がポケモンに似てるし、ポケ勢はたかがゲームではあっても全力でやることの面白さを知っているので絶対はまるから

 


やろうぜって話です。敷居が高く感じるかもしれないけどポケモンと比べれば覚えることも(多分)少ないし、学割込みで4時間やっても400円も取られなかったのでおすすめです ぜひ一緒にやりましょう。

 

 

ガチ初心者でしたが、この本がカラーで見やすくてとても分かりやすかったです。ぜひ参考にしてみてください

 



 

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