【ポケモン剣盾】陰キャポケモンをシバき刈る、受け崩しカットロトム
【概要】
環境に強力な特殊受けが少なく、そのため多くの構築に存在する崩しは特殊方面に寄りがちである。その立役者となるのが環境にも個体数が多く、わるだくみにより強引な崩しを狙えるサザンドラやトゲキッス、FCロトムなどであり、受け側もこうしたポケモンへのメタは必須となっている。具体的には、天然により積み技での崩しを防げるHDに寄せたヌオー、単純にHDラインが高めで再生技を持ちサザンドラにタイプ上強いマホイップ、水と電気の一貫を切れるため水ロトムや炎ロトムに強めなトリトドン、砂嵐により特殊耐久方面の数値の高いバンギラスなどが、選択肢となりうる
受けに回る構築は純正受けループにとどまらない。差し向けられる崩しを潰したり、スイーパーとしての役割を持ちうる高速ポケモンを併用した受け攻めスイッチと呼ばれる形もスタンダードナンバーである。潰し枠、もしくは補完としてドラパルトやドリュウズ、ミミッキュなどが同伴されることもある
こうした受け側のメタに屈しない崩しの駒を考察した結果、カットロトムに行き着いた
【構成】
確定技:わるだくみ リーフストーム 放電
選択技:シャドボ 悪波 みがわり
持ち物:残飯
性格:控えめ
努力値:CS252
【差別化】
サザンドラと異なりフェアリーやHDヌオーでとまりにくい
ウォッシュロトム、ヒートロトムと異なりトリトドンで止まらない
ドヒドの熱湯が半減である
ナットレイのメインウエポンを半減、宿り木電磁波無効、みがわりがはたき落とすを耐える
わるだくみダイホロウで潰しにきたダイマックスドラパルトを飛ばせる
などの利点がある
【技構成】
役割遂行技のわるだくみとリーフストーム
電気技は連打することで麻痺を狙える放電
受けに同伴されるドラパルトやミミッキュを強く意識するならシャドーボール
ドヒドやナットを強く意識するならみがわり
【備考】
受けに同伴されるサザンドラに対してはサイクル負けしやすいので、同伴されている場合は注意が必要
持ち物や努力値調整については改善の余地あり